2008年07月31日

碧南海浜水族館

夏休み真っ只中、愛知にお住まいの方は是非、「碧南海浜水族館」に
足を運んでくだされ。現在、「カメ展」という地味な企画をやっていて、
在来のカメだけではなく、外来のカメによる生態系破壊などもくわしく
説明してくれとります。

こんなキケンなワニガメ捨てちゃうようなバカ飼い主はこの水族館に
来てザンゲせよ。

ところでこの碧南海浜水族館、入館料が大人520円、子供210円という
超リーズナブルに見学できるのもさることながら、よその水族館には無い、
「水族館魂!」みたいな空気を感じることができる。


左は三河湾に注ぐ矢作川に生息する魚の展示コーナー。森・川・海は
つながってんだなぁってことを考えさせてくれる。
右は濃尾平野の川や池にすむ「ウシモツゴ」。トップレベル、絶滅危惧1A類
の稀少な魚。開発や外来種の移入が生物の減少を招いていることを訴える。

ちなみにこの水族館にはペンギンもいなければシャチもいない。
イルカやアシカのショーもない。
けれどこの水族館は絶えず「メッセージ」を送り続けている。


この水槽には魚はほとんどいない。代わりに「ゴミ」が展示してある。
それはそのまま今の三河湾の現状を示しているのだ。

そして2階に上がるとそこには水族館なのにキッチンのセットが・・・。
よく見ると流し台の所には洗剤などがどれだけ海に環境負荷をかけているかが
説明してある。
それを見て我々は、あらためて台所と海がつながっていることを感じるわけだ。

どう?こんな水族館なかなか無いでしょ?
でっかい生きものや派手なショーこそ無いが、水族館の本当の役割や使命って
実はこうゆうことにこそあるんじゃなかろうか?

夏休み、子供たちはガリガリくんでもかじりながら、ここを訪れてみんしゃい。
きっと何かを感じるはずだから。


鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/

  

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2008年07月25日

三河湾・B級グルメ

夏本番!愛知・三河湾でシュノーケルついでにいろんな海の幸を
獲って食ってみた。


左上から、焼きナマコ。・・・しょうゆたっぷりかけて焼いてみると
思った以上にうまい。なかなか噛み切れないけど、焼肉の「ハチノス」
みたいなカンジ。80点。

続いてマヒトデ。・・・バリバリ食っても何もうまくないので割ってみる。
すると中から内臓が出てくるのでこれを吸ってみると・・・「うす~い
カニ味噌にクリを足したようなカンジ」。わかりにくいか?でもこれうまい
表現なんだけどなぁ・・・50点。ちなみにイトマキヒトデはまずい。

その下、イシガニ。当然うまいに決まってる。ただこのサイズだと食べ応え
がちょっと・・・90点。

右上、ニシガイ。これはマジでうまい!何でみんな食わんの?絶対サザエ
より味は上だと思う。しょうゆで焼いて・・・う~たまらん!95点!!

最後はホンヤドカリ。これは以外なんだけどさ~&みんな知らんと思うけど
さ~・・・ヤドカリってすごい「フルーティー」な味なんだよ。食感はイマイチ
だけど味はけっこうイケる。勇気を出していっぺん食べてみ。70点。

ってことでこの夏、アワビやサザエ、ウニやシャコに飽きた人は、一度
チャレンジしてみよう!海の幸B級グルメ!!


鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  

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2008年07月18日

カブトムシの夏

春、衣装ケースにうじゃうじゃいたカブトムシの幼虫がこの度、
いっせいに成虫になりおった。

うれしいなぁ。どんだけおっさんになっても、やっぱりカブトは永遠のアイドルだ。
で、いろいろ必要なものを買うためにホームセンターに行ってみた。


したら、あまりの飼育グッズの充実度に驚いた!確かに昆虫ゼリーはありがたい。
あと、飼育マット・・・うーんこれも必要な人にはいいか。ただ・・・


これはいらんだろ!こんなん森の中行って拾ってきたらええやん!


だから拾ってこいっつうの!掃いて捨てるほど落ちてるぞ!なんで葉っぱが売ってるんだ?
っていうかこうゆうのって親子で、

「パパ、カブトムシってどんな葉っぱが好きなんだろう?」
「そーだなぁ、コナラやアベマキの木にいるから、やっぱその落ち葉がいいんじゃないか?」
「そっかぁ・・・じゃ拾いにいこうよ!」
「よし。じゃその木を図鑑で調べて、今度拾いにいこう。ついでに朽ち木も持ってこよう!」
「やったぁ!じゃパパ、帰りにトイザらスにも寄ってね!」
「まったくお前は、自然とゲームとどっちが好きなんだ?」
「両方!てへへ。」

てなカンジにならんのか?
しかし葉っぱまで売りつける昨今の昆虫ブームは恐ろしい。そして相変わらず
外国産カブト・クワガタの人気も衰えず、「ヘラクレス専用」の昆虫マットなんかもあった。
ゼニのことしか考えてない大人たちが、いたいけな子供たちに夢を売りつけ、そしてそれは
やがて昆虫生態系を破壊してゆく・・・。

だいたいカブトやクワガタなんて買うもんじゃない。捕まえるもんだろ?


鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/


  

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2008年07月13日

でっかいぞシリーズ

自然観察を続けてるとたま~にめっちゃでっかい生きものに遭遇する。


左・でっかいオニヤンマ。もともとオニヤンマは日本最大のトンボなんだけど、
ここまででっかいのに会えると嬉しいよね。
右・でっかいナメクジ。静岡・梅ヶ島の温泉にいたんだけど、ビビッたっつうの。
ちょっとドン引きのでっかさ。


瀬戸・蛇ヶ洞川のオオサンショウウオ。水中で撮影したんだけど、とにかくでっかい。体長
120cmくらいに成長する。なんせ世界最大の両生類。そんなのが身近な川にすんでいる。


ちなみに幼生はこんなにちっこくて可愛い。もちろんこの頃はまだエラ呼吸。

ただし、オオサンショウウオの生息環境は決して良好とは言えない。
水質悪化、エサ不足、そして住処の消失。川の中の深い洞にすむこの生きものは
コンクリート護岸されるともう生きてはいけない。

オオサンショウウオは淡水生態系の頂点に君臨する生きものである。
こいつがゆうゆうと暮らしていけるような場所は、健全な水辺生態系が整っている、
ということだ。
世界で一番でっかい両生類がこの日本にいるなんて、すげー嬉しくない?
そしてそれは、とても誇るべきことなんじゃないか?

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2008年07月11日

田んぼの生きものたち

日本の田んぼにすむ生きもので俺がダントツに愛してやまないのが
この「アカハライモリ」ちゃんだ。


その名の通り腹が赤いので気持ち悪がる人もいようが、右の写真見てみ!
まるで恐竜をデフォルメしたアニメみたいな顔じゃない?
イモリはトカゲと違って両生類なのでやっぱ目が可愛いんだよな・・・。
捕まえるとオスメス問わず、全て「みゆき」と名づけている。イモリだけに・・・。


イモリはこんな田んぼにすんでいる。「棚田」や「谷津田」と呼ばれる所だ。
せまい日本の地形を上手に利用し、森の湧水で稲を育てる、まさに日本の
里山の原風景のような場所。用水路にはホトケドジョウがいて、オニヤンマや
アキアカネが乱舞する、生きものたちの楽園。
ちなみに右の写真は俺が選んだ愛知の「ベストオブ田んぼ」。


すぎもとまさとさんの歌で有名になった「吾亦紅」も見られる。
「我もこうありたい・・・」というはかない思いから付けられたこの名前は、昔ながら
の日本の田園風景によく似合う。


平野部の田んぼにはこんな変わった生きものがいる。
左・ホウネンエビ、右・カブトエビ。冬期に水を抜き乾田化してしまっても翌年、再び
水をはる時期になるとちゃんと孵化する。とにかくめっちゃ乾燥に強い生きものだが、
農薬にはからきし弱く、水質にビンカン。
田んぼ環境が悪化すればあっという間に消えてしまうのだ。
逆に言えばこいつらがいれば安全・安心なお米が作られている、ってことにもなるだろう。

田んぼは身近なビオトープ。のぞいてみれば驚くほどたくさんの生きものに出会えるよ。
ただし、いい田んぼならね。


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2008年07月06日

人間不要論

なんか最近のコメントで、環境保護のための「人間不要論」みたいなことが
書かれていたので一応投稿しておく。

かなり過去にビートたけしさんが言ってたらしい、「自然を守るためには人間を殺せ」
という発言についてだが・・・

少なくとも俺のまわりの自然・環境保護活動をしている人間でこんな極論を吐く者は
1人もいない。それはなぜか。「それを言っちゃあおしまい」だから。
そしてもうひとつは、「人間生活も自然の一部」だからである。

アリやハチが巣を作るのと、人間が家を建てるのは同じことである。
ビーバーなんて人間並みにダムまで作る。
けれどアリもハチも「必要以上に家を作らない」し、ビーバーのダムは全て自然素材、
まわりの生きもの達に迷惑をかけない暮らしをしている。

またご存知かと思うが、人間が程よく手を加えた自然はより「豊か」にもなる。
手付かずの原生林と、人が絡んだ二次林的な里山では圧倒的に後者の方が
生きもの・植物の種類は多い。
人間が「ほどほどに」自然界に加わることは必要なことなのだ。

けれど我々は今まで、必要以上に作り、壊しすぎてきた。
いつしかその限度を越えてしまったのだ。
だからこそ今大切なのは、我々のライフスタイルの見直し、そして生き方の価値観
を変えることしかない。このまま経済中心主義で突っ走れば、やはり人類は、
そして地球は、破滅への道を逃れることはできないだろう。

「人間不要論」は時々耳にする言葉だ。
けれど、人を愛し、自然を愛し、そしてその風景の中で戯れる、愛すべき家族の姿
を思い浮かべた時我々は、決して「人間不要」などという暴論を口にできないはずだ。

ね?それを言っちゃあおしまいなのよ。・・・・・コマネチ!!


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2008年07月05日

何でも食べちゃおうシリーズ

何でも食べちゃおうシリーズ!!
とは言いながら外来種に限るんだけどね。「外来種は、食って減らして成仏!」
がポリシーの俺ゆえに・・・。

ってことで前章でも触れた、「ジャンボタニシ」を食った時のお話。
書くのは簡単だが、食うのはけっこうな勇気が必要だったっす。


とりあえず茹でてみる。食用として移入された生きものなんでそりゃ食えるだろ。
と思ったが・・・甘かった。結果から言うと、「びっくりするくらいマズかった!!」

て言うか住んでる環境が悪すぎ。農薬に化学肥料まみれの田んぼの水。
こりゃどんな生きものだって味が悪くなるのは仕方ない。でも、何回茹で汁かえても
ずーっと色がミドリなの。でもって臭いも、わかりやすく言うと、
「2週間くらいミドリガメ飼ってる水槽の水」の臭いがするの。そりゃ食えんだろ。

勇気のある方は一度お試しあれ。
でもヤツらも可哀そうだよな。食われるために連れてこられて、結局まずいとか
言われて邪魔者扱いされて・・・。だからこそ、「外来種は、食って減らして成仏!」
・・・・なんだけど・・・・どうにもなぁ・・・・。

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Posted by mikihito at 01:54Comments(2)TrackBack(0)