2008年12月14日

冬の紫

秋から冬にかけ、森の中では美しい紫色に出会うことができる。



ムラサキシキブ」。枯れた景色の中、ひときわこの紫は森に映えるの
だが、見た目もさることながら、美しいのはその名前である。

ムラサキシキブ・・・。実の美しさを平安美人に例えたそのネーミングを
聞くと、昔の人のセンスの良さに敬服してしまう。
(と、ここまで書いておきながら何だが、実はこの植物はムラサキシキブ
ではなくて、コムラサキという似た種類。まあ似てるからいいじゃん。)

植物の名前の由来はなかなか味わい深いものがあるので、今後も
おいおい紹介していきたいと思う。
いやぁ、ムラサキシキブ・・・。ホントいい名前だなぁ・・・。

けれども逆に、「なんかかわいそうな名前」な植物もいっぱいある。
たとえばこの、「オオイヌノフグリ」。



オオイヌノフグリて。言い換えれば「オオイヌノタマキン」じゃん。
もともと日本には「イヌノフグリ」って植物があるんだけど、希少種になって
しまい、今じゃほとんど外来種であるこの「でっかいタマキン」の方しか
見られない。

実の形が犬のタマキン、失礼。陰嚢に似ているのでこの名がついたのだ
が、しかしそれにしてもムラサキシキブに負けないくらい可憐な花を咲かせ
るのに、オオイヌノフグリて・・・。やっぱりなんかかわいそうなネーミングだ。

だって自分の本名が「玉袋筋太郎」だったらヤだもんな。

鉄崎幹人公式HP  http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  

Posted by mikihito at 23:45Comments(0)TrackBack(0)