2009年09月09日

いてはいけない!

みなさんはこの魚をご存知だろうか?「オヤニラミ」。



子供を守る習性があるこの魚のエラの部分には、「目」のような
模様があり、それがまるで「親が敵を睨みつけている」ように見え
ることから、「オヤニラミ」という名前がついた。(他にも説はあり。)

大変稀少な魚で、本州では淀川水系より西、あと四国・九州の
一部にしか生息しない、絶滅危惧Ⅱ類の淡水魚である。
ところが・・・・・

先日、愛知県三河地方のとある川でガサガサしてたところ、この
オヤニラミが大量にいた。
県北部の河川でも繁殖してるらしい。西日本にしかいない魚がなぜ?

答えはひとつ。魚好きによる趣味の放流だ。

この魚は思った以上にファンが多い。観賞魚としても人気らしい。
しかしコイツは肉食魚であり、バスやギルほどではなくとも、河川
生態系に悪影響を与えることは間違いない。

何より、本来いるはずのない川に生息していることが不自然であり、
たとえ稀少な生物であっても、本来の生息地以外にいるものは
立派な「外来種」である。



愛知県にいてはいけない魚、オヤニラミ。

けれど本当は、こうした放流行為を罪悪と感じない一部の困った輩
と、それを逆に自然保護ととらえ賛同してしまう世の中の風潮にこそ、
ニラミをきかせるべきではないだろうか。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  

Posted by mikihito at 23:25Comments(2)TrackBack(0)