2009年09月13日

いてはいけない!その2

先日、とある新聞にこんな記事が載った。



いまだこんな愚行が環境美化の名の下に堂々と行われている。

間違いは3点。まずコイという生きものについて。
コイは極めて悪食であり、魚の卵から水生昆虫から水生植物から、
とにかく川の中のものを何でも食って食って食い尽くす。

それこそ綺麗さっぱり何も残らないくらい「浄化」してしまう生きもの
である。つまりコイの放流=生態系の破壊、以外の何ものでもない。

次に、中でも今回ニシキゴイを放流している点。

普通、日本の川に赤や黄色の魚が泳いでいたらおかしいと思わんか?
なぜこの人たちはそこに違和感を覚えんのだ?

「あ~きれいなコイが泳いでていいねぇ」なんてのは極めて人間目線な、
ただのエゴイズムでしかありえない。河川生態系のことなんてな~んにも
考えちゃいない。


こんなもんお前んちの庭の池で泳がせとけっ!

そして何より許せないのは、こんなバカげた行為を子供たちにやらせて
いることだ。
自然の川に、生態系をめちゃくちゃにする、しかも色のついたコイを放流
することは「自然」ではなく、「不自然」を教えてることになる。

子供たちに不自然を、ウソを伝えることに誰一人、罪の意識はないのか?
ないだろうな。なぜならこれらは全て「善意の固まり」のもとに行われている
からだ。
さらにこういった愚行をあたかも美談として新聞・メディアも取り上げてしまう。
この責任は大きいぞ、記事書いた記者よ。

ホント困ったもんだこの善意。けれどその善意が、自然保護ではなく自然破壊
であることは間違いなく事実である。

エゴでないエコとは?真の自然保護とは?・・・いいかげん気づくべきだろう。

PS・ここに登場する製紙会社に実名で抗議文をメールした。以下、その全文。

 「9月5日の〇〇新聞に「浄化願い地蔵川にコイ放流」とありました。
 コイの放流がどれだけ河川生態系を乱し、環境負荷を掛けるかご存じない
 のですか?コイは悪食で何でも食べ尽くし、文字通りきれいさっぱり浄化して
 しまう生物です。しかも赤や黄色のニシキゴイ?それが川にいることが不自然
 だとは感じないのですか?貴社は庄内川を汚し、さらには地蔵川の生態系まで
 滅茶苦茶にしてしまうおつもりなのでしょうか?お答えください。」


・・・・・・・・回答は未だ来ていない。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  

Posted by mikihito at 22:13Comments(6)TrackBack(0)