2009年09月27日

ムササビちゃん

先日講演に行った岡崎市の生平(おいだいら)小学校でめっちゃ
可愛い生きものに出会った。



ムササビちゃん。なんちゅう可愛い顔だ!目なんかクリクリ!
こんなに間近でムササビ見たのは初めて。

しかもここは校長室。抱いているのは校長先生だ。なんでも以前、
裏山で保護したムササビがなついちゃったらしい。



ちなみにここは野鳥研究でも有名な学校で、校舎の窓から様々な
種類の野鳥が観察できる。備え付けのフィールドスコープもあるのだ。



とかなんとか言ってたら俺のカラダに飛びついて登り始めた!
も~だめだ!可愛すぎる!たまらん!!

しかし何がすごいって、学校の裏山にムササビがいるってことだ。
・・・ウラヤマしい話である。あ、シャレぢゃないよ。

自然や生きものに囲まれた学校で学ぶ子供たちは幸せだと思う。
俺もいろんな小学校回ってるけど、こういうトコの子供たちは、何か
が違う。元気で、ピュアで、おおらかで・・・。

やっぱり自然や生きものは、子供たちに大切なコトを教えてくれる
んだなぁ・・・。

鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/  

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2009年09月24日

いてはいけない!その3

今月20日、「環境デイなごや」のとあるブースで展示されたワニガメ



甲羅の長さ40cm。バカでかいこのワニガメは今月、名古屋市の堀川
で捕獲されたものだ。今年に入って2匹目。なんと、まだ他にもいるらしい。

マイクロチップが埋め込んでなかったこの個体は、どこぞのバカタレが
飼いきれなくなって堀川に逃したものだろう。

もちろんどれも罪なのだが、アカミミガメやBバスを逃すのとワニガメを放す
のはワケが違う。もし川で遊ぶ子供がコイツに噛まれたら・・・・・

確実に手や指は食いちぎられるだろう。だとすれば、ワニガメやカミツキガメ
を放流したアホンダラの罪は、「傷害罪」、いや「殺人未遂」といっても過言
ではないだろう。



きっとコイツはいつか、処分されるんだろう。悲しいことだ。そして悲しみは
もうひとつある。それは、ワニガメ=凶暴な悪者、のレッテルをまたしても
貼られてしまうことだ。

本来ワニガメはアメリカ原産で、カミツキガメほどの凶暴性はなく、写真でも
わかるように口の中のピンクの舌をワームのように見せかけ、獲物を捕食
する賢いカメである。アメリカでは池の底でひっそりと地味に釣りをして暮ら
してる生きもの。

それが日本にいることが間違いなのだ。しかもアメリカでは数の減少により
保護動物にもなっている。
なぜそんなものを日本に連れてくる!?ワニガメにカミツキガメ、ピラルク、
アリゲーターガー、ミズオオトカゲにグリーンアノール。ヘラクレスオオカブト
だってそうだ。

悪いのはそれに飛びつく子供たちではない。それを流通させ、儲けている
大人たちである。日本の生態系をめちゃめちゃにしておきながら。

・・・・・よし決めた。今度はワニガメを食う。

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2009年09月18日

ハマグリ発見!

こないだ三河湾で秋の潮干狩りをしてたら、な、なんと!



ハマグリが採れたのだ!!めっちゃ驚き!!

なぜならハマグリは極めて水質の変化に敏感で、海岸の埋め立て
や護岸工事によって全国各地で壊滅状態。
三河湾でも絶滅危惧種ⅠA類という稀少な生物になってしまった。

これが本当のハマグリなのか、放流個体のシナハマグリやチョウセン
ハマグリなのかはわからないが、まぁとにかくハマグリが潮干狩りで
採れたことにはびっくりした。

こんなにも数が減ってしまったハマグリ、さぁどうしよう?
うん、食べよう。食べるんかいっ!・・・当たり前じゃん。そりゃ食うさ。



しょうゆ振ってあぶって・・・できた!焼きハマグリ!貝がらがちょっと
焦げちゃったけど、もうとにかくうまかった!もっとたくさん採れればなぁ。

ところでハマグリから生まれた言葉があるのをご存知?

ハマグリは昔、「貝合わせ」という遊びが生まれたように、ペアになった
貝がら以外はぴったり合わない。このことから、食い違って合わないこと
を、「ぐりはま」と呼び、そこから生まれたのが、「ぐれる」という言葉だ。

そしてこれが「グレちゃった人」である。



ハマグリ同様、こういう人たちも絶滅危惧種になってしまった。
ところでこれ誰?・・・あ、俺だ。(BGMは尾崎豊「15の夜」でおねがい。)

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2009年09月13日

いてはいけない!その2

先日、とある新聞にこんな記事が載った。



いまだこんな愚行が環境美化の名の下に堂々と行われている。

間違いは3点。まずコイという生きものについて。
コイは極めて悪食であり、魚の卵から水生昆虫から水生植物から、
とにかく川の中のものを何でも食って食って食い尽くす。

それこそ綺麗さっぱり何も残らないくらい「浄化」してしまう生きもの
である。つまりコイの放流=生態系の破壊、以外の何ものでもない。

次に、中でも今回ニシキゴイを放流している点。

普通、日本の川に赤や黄色の魚が泳いでいたらおかしいと思わんか?
なぜこの人たちはそこに違和感を覚えんのだ?

「あ~きれいなコイが泳いでていいねぇ」なんてのは極めて人間目線な、
ただのエゴイズムでしかありえない。河川生態系のことなんてな~んにも
考えちゃいない。


こんなもんお前んちの庭の池で泳がせとけっ!

そして何より許せないのは、こんなバカげた行為を子供たちにやらせて
いることだ。
自然の川に、生態系をめちゃくちゃにする、しかも色のついたコイを放流
することは「自然」ではなく、「不自然」を教えてることになる。

子供たちに不自然を、ウソを伝えることに誰一人、罪の意識はないのか?
ないだろうな。なぜならこれらは全て「善意の固まり」のもとに行われている
からだ。
さらにこういった愚行をあたかも美談として新聞・メディアも取り上げてしまう。
この責任は大きいぞ、記事書いた記者よ。

ホント困ったもんだこの善意。けれどその善意が、自然保護ではなく自然破壊
であることは間違いなく事実である。

エゴでないエコとは?真の自然保護とは?・・・いいかげん気づくべきだろう。

PS・ここに登場する製紙会社に実名で抗議文をメールした。以下、その全文。

 「9月5日の〇〇新聞に「浄化願い地蔵川にコイ放流」とありました。
 コイの放流がどれだけ河川生態系を乱し、環境負荷を掛けるかご存じない
 のですか?コイは悪食で何でも食べ尽くし、文字通りきれいさっぱり浄化して
 しまう生物です。しかも赤や黄色のニシキゴイ?それが川にいることが不自然
 だとは感じないのですか?貴社は庄内川を汚し、さらには地蔵川の生態系まで
 滅茶苦茶にしてしまうおつもりなのでしょうか?お答えください。」


・・・・・・・・回答は未だ来ていない。

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2009年09月09日

いてはいけない!

みなさんはこの魚をご存知だろうか?「オヤニラミ」。



子供を守る習性があるこの魚のエラの部分には、「目」のような
模様があり、それがまるで「親が敵を睨みつけている」ように見え
ることから、「オヤニラミ」という名前がついた。(他にも説はあり。)

大変稀少な魚で、本州では淀川水系より西、あと四国・九州の
一部にしか生息しない、絶滅危惧Ⅱ類の淡水魚である。
ところが・・・・・

先日、愛知県三河地方のとある川でガサガサしてたところ、この
オヤニラミが大量にいた。
県北部の河川でも繁殖してるらしい。西日本にしかいない魚がなぜ?

答えはひとつ。魚好きによる趣味の放流だ。

この魚は思った以上にファンが多い。観賞魚としても人気らしい。
しかしコイツは肉食魚であり、バスやギルほどではなくとも、河川
生態系に悪影響を与えることは間違いない。

何より、本来いるはずのない川に生息していることが不自然であり、
たとえ稀少な生物であっても、本来の生息地以外にいるものは
立派な「外来種」である。



愛知県にいてはいけない魚、オヤニラミ。

けれど本当は、こうした放流行為を罪悪と感じない一部の困った輩
と、それを逆に自然保護ととらえ賛同してしまう世の中の風潮にこそ、
ニラミをきかせるべきではないだろうか。

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2009年09月05日

バツゲーム、鹿児島

SBSラジオ・らぶらじのバツゲームで鹿児島に行ってきた。
いや行かされた。詳しい内容は省略するけど、要するに自腹の旅だ。
ぶっちゃけ使った金、8万弱。くどいようだが全て自腹。すごい番組
だと思う。
でもどうせなら楽しんじゃおうってことで、さっそく歴史探訪。



まずはさっそく郷土の2大英雄、西郷どんと大久保利通どんにご挨拶。
鹿児島は数多くの歴史上の人物を輩出しており、歴史好き、特に幕末
好きの俺にはたまらんかった。

島津斉彬公、小松帯刀、それに日露戦争の英雄・東郷平八郎元帥、
そうそう篤姫のロケ場所にも行ってきたでごわす。

西南戦争の銃弾痕、薩英戦争の砲台など、近代日本の礎を作った時代、
そのドラマチックな歴史の足跡が、いたるところに色濃く残ってた。

さて鹿児島と言えばおいしい食べ物もいっぱい。このブログにグルメネタ
が出てくることも珍しいと思うけど・・・、



キビナゴにさつま揚げ。うまいでごわす。



黒豚は感動的な味。しゃぶしゃぶしても全然アクが出ないのは、サツマイモ
食わせておいしい水飲ませてるからだって。お店の人が言ってた。

ちなみに初めて入った店だったけど、生ビール1杯と仕上げの麺をサービス
してくれた。そんなことが旅の良き思い出となり、そして鹿児島が好きになる。

さらにもうひとつ、今回、見知らぬ俺を車に乗っけて案内してくれた女性がいた。

けいこさん。あえて年齢は言わないが・・・うちのお袋くらい・・・ですたい。
ですたい鹿児島弁じゃねーよ。
でもそんなことそうそう有り得る?初対面なのに車で案内してくれたんだよ!

そのけいこさんが連れてってくれたのが、西南戦争で西郷どんが自刃した場所、
城山。眼下のすばらしい景色を眺めつつ、当時に思いを馳せているとき、突然
それは起こった。



桜島が噴火したのだ!



初めて見た!それも偶然に!白い雲に混ざる黒煙。あっという間にそれは風に
乗り、町の方にも広がってくる。
決して珍しいことではないと言う。けれどもその瞬間を、それも城山から見れた
ことはめっちゃラッキーなことらしい。

目の前に活火山があるなんてすごいことだ。そしてその山の営みを見た時俺は、
人なんかじゃ決して抗うことのできない大自然の力に、あらためて畏怖の念を
感じずにはいられなかった。

・・・歴史、人情、食べ物、そして自然。

そのすべてに感動があった。うん、今回は決してバツゲームなんかじゃなかった。
ホント行って良かったと思ったもん鹿児島。
使ったお金?そんなもん全然・・・もったいなくない!・・・・・・・でごわす。

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2009年09月01日

映画と生きもの

8月23日のブログに載っけた生きものの名前がわかった。
メンガタスズメ」。

スズメガの仲間で背中に顔のような模様、つまり「面型」があるので
この名前がついた。
で、この模様だけど、前回撮影した個体は「笑ったサル」に見えた。



そして今回また新たに違うヤツを撮影したんだけど、この模様・・・・・・



映画「千と千尋の神隠し」の「カオナシ」に見えん?ね~見えん?俺は見える!

ところで宮崎駿作品にはいろんなヘンな生きものたちが出てくるよね?
あれは一体何の生きものをモチーフにしてるんだろう?って考えてみる。

例えば、トトロに出てきた「まっくろくろすけ」は何の生きもの?とか、
千と千尋のカエルは何ガエル?とか、ナウシカのオームって何?とか。

映画の中の生きものにスポットを当てて考えてみるとけっこうおもしろい。
ただし興醒めしてしまうものも少なくない。

映画「座頭市」で鳴いていたカエルの声。あれはウシガエルだった。
座頭市の時代に外来のウシガエルが日本にいるはずがない。
もっと言えば時代劇の外ロケのシーンで、セイタカアワダチソウが一面に
繁茂してるなんてありえない。

鹿児島・知覧から飛び立つ特攻隊機。暑い夏の日、最期の別れを恋人に
告げる涙のシーン。まわりには蝉時雨。「ミ~ンミ~ンミンミ~」・・・・って、
鹿児島にミンミンゼミいねーだろ。

とまぁいろいろ矛盾はあるわけだけど、せっかくシーンを彩る生きものたちの
姿や鳴き声なわけだから、製作者にはきちんとした生態を取り入れてもらい
たいと望む。

で、もう一度メンガタスズメに話は戻るけど・・・・・、
この生きもの、どっかで見たことあるよなぁ・・・どこだっけ・・・・・?

思い出した!映画「羊たちの沈黙」のポスター!
ジュディーフォスターの口元!そして被害者の口に入れられてたサナギ!

  メンガタスズメだ。

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