2009年10月29日

秋の沖縄

海中撮影のため秋の沖縄に来とります。おひとりさまで。さびしっ!
ホントだよ。オネーちゃんいません。しかし秋つっても気温は27℃。
シュノーケリングにはめっちゃ最高のコンディションす。おひとりさまだけど。



今回潜ったのは恩納村のとあるビーチ。今度12月に沖縄で講演会やるので、
そのための資料映像を撮りに来たわけだが・・・いやびっくり。驚いた。

恩納村にもサンゴがしっかり残ってるトコがあるではないか!!



壊滅状態の沖縄本島だが、まだかろうじて頑張って生きてるサンゴたち。
沖縄のみなさん、あきらめちゃダメだ。見捨ててはダメだ。



「いらっしゃい」みたいなカンジで出迎えてくれたカニ。カラッパ系だと思うけど
名前はわかんない。めっちゃ可愛いかった。右はミスジリュウキュウスズメダイ。



いつ見てもキレイなルリスズメダイ。右のは名前わかんない。何かの幼魚。



白化が進むサンゴ。でもその周りにはアマモの群生もある。
死にゆく海。再生する海。沖縄にはいろんな海の表情がある。

でもこれだけはクドいくらいに言っておくよ。もう本当に沖縄本島には
サンゴが残ってる所は限られてるんだ。ここだって昔は一面サンゴ礁
だったらしいけど、今じゃほんの何メートルの範囲しか残ってないもん。

けど・・・沖縄のみなさん、あきらめちゃダメだ。見捨ててはダメだ。



しかし・・・何時間もきれいな海潜って、ホテルの窓から美しい夕日見て、
おいしいアグー食べて、オリオンビール飲んで。沖縄に来ると俺・・・・
アホになります。おひとりさまだけど。

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2009年10月28日

どんぐりの秋2009

どんぐりの季節である。つうかもう遅いくらいだけど。
そこで今回は、できる限り、拾える限りのどんぐり拾って
載っけてみた。&食ってみた。



まずはもっともオーソドックスなコナラのどんぐり。右はアベマキ
中部地方ではクヌギの代わりにこのアベマキが多い。



続いていちばんおいしいどんぐり、ヤマグリ。そもそもどんぐりってのは
ブナ科の木の実の総称だから、ヤマグリもどんぐりである。右はもっとも
シブいどんぐり、アラカシ。も~シブくてシブくて、とても食えたもんじゃない。




おいしい「シイの実3兄弟」。順にスダジイツブラジイ、下・マテバシイ
カシと違ってシイの実は生でも食えるくらいおいしいのだ。



まだまだあるよ。ミズナラブナのどんぐり。この2つは今までのと違って
ある程度標高の高い所のどんぐりだ。なので特にクマなんかの野生動物
たちにとっては大切な食料となる。



東海地方特有の樹木と言える、フモトミズナラのどんぐり。昔はモンゴリナラ
と呼んでいた。右、「フモトミズナラのラッパーちゃん」。

どーだ。よくぞこれだけ集めただろ?でもどれもこれも可愛いね。
で・・・・・その可愛いどんぐりたちを、今年も食ってみた。



マテバシイとスダジイのどんぐりを、まずは茹でる。それを2つに割ってみると、
・・・・・ほーら、めっちゃおいしそうでしょ?このまま食ってもいいんだが、今回
の料理はちょっとひと工夫。めっちゃおしゃれだぞ。俺らしくねーぞ。なんと・・・・
どんぐりクッキー」!!きゃーおしゃれ!生地にどんぐり混ぜて焼くだけ。

そして出来上がったどんぐりクッキーが右の写真だ!!



・・・・・・・・・・失敗。

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2009年10月24日

秋の七草

「セリ ナズナ、ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ、スズナ スズシロ
・・・これぞ七草。」
というように「春の七草」はすらすら出てきても、じゃ「秋の七草は?」
って聞かれると・・・・わかんねぇ。

確かに。あんまり口にしたことないもんね。ちなみに春の七草が「食して
楽しむ」ものに対し、秋の方は「観て楽しむ」ものである。

ではいくよ。秋の七草。
クズ、ススキ、ハギ、ナデシコ、フジバカマ、キキョウ、オミナエシ。

今のは見つけやすい順に並べてみたのだが、覚え方もあるらしい。
「お・す・き・な・ふ・く・は?」・・・って覚えるのがいいみたい。

で、こないだ秋の七草探しにフィールドに出てみたんだけど・・・



クズにススキ。こんなのはすぐに見つかる。ちなみにクズは葛餅や葛根湯
で有名なヤツね。花は天ぷらにしてもおいしい。



ハギにナデシコ。ハギはマルバハギ、ナデシコはカワラナデシコが見つか
った。堤防道路のガードレールの下にひっそりと咲いてて切なかった。



フジバカマっぽい?植物。似てるけどたぶん違うと思う。カンベンしてね。
右のキキョウは花壇に植えてあったものを撮影した。野生のものを探すの
は大変だ。なんせ絶滅危惧指定されてるから。

結局オミナエシは見つからなかった。キキョウもオミナエシも絶滅危惧種だ。
・・・・・その昔、山上憶良が万葉集で詠んだ秋の七草。

現在、身近な自然の中にその全てを見つけることは困難になってしまった。
日本の秋の景色が、草花が、昔とは大きく変わってしまったということか。

では最後に、秋の七草ではないがこの時期見られるとっても可愛い花を。



ツリガネニンジン。花びらの形から、「風鈴花」とも呼ばれるキュートな花。
ただ、本来秋の訪れを告げるこの花が今満開、ってことは・・・

秋が遅くなってる。季節がズレてる。・・・ってことなんだろう。

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2009年10月22日

恐るべしハリガネムシ

祝!10万アクセス突破!みなさんご愛読ありがとうございます。
これからも「ハウリンウルフ」では、生きものの面白さや自然の
大切さを伝えてまいります。どうぞよろしく!

ちなみに今さら何だけど、「ハウリンウルフ」ってタイトルの意味。

①絶滅してしまったニホンオオカミの悲しい心の叫び。
②1940~70年代に活躍した、アメリカのブルースミュージシャンの名前。
  かなりガンコなダミ声のおっさん。



つうワケなんだけど・・・しかしなぁ。自分で言うのもアレだけどさ、誰か1人
くらい「本にしてみませんか?」とか言ってくれんもんかね?(催促。)
ムリか。ムリだわな。売れんわな。

まあいいや。そこで今回は「祝!10万アクセス突破記念!ハリガネムシの
謎!」をお届けしよう。なぜにハリガネムシ?地味ちゃう?

いやいや。ハリガネムシというのは恐るべき生きものなのだ。



これがハリガネムシ。普段は水中にすみ、繁殖や産卵も水の中でおこなう。



ところがコイツは、まず卵の段階で水生昆虫などの腹に入り込み、その後
そいつが食われることにより、今度は陸生のカマキリなんかに寄生する。

写真の2ショットはハラビロカマキリとハリガネムシ。宿主と寄生虫の関係だ。
で・・・不思議なのは、じゃあどうやって水の中に戻るか、ってことなんだけど、

なんと!コイツは腹の中で宿主をあやつり、水辺まで誘導するのである。
一説によると宿主の脳の中に、「自殺誘発物質」を作り、入水自殺させよう
とするらしい。な、なんてヤツだ!まさにエイリアン!

で、カマキリが水に入ったとたん・・・腹を食い破って出てくるのである!!
マジでエイリアンじゃん!コワッ!その瞬間が・・・・・コレだ。1・2・3!



ニュル~~~~ン
明らかに草地ではなく、木のバルコニーを貯水槽に向かって歩いていたハラ
ビロカマキリ。おかしいなと思って水につけてみたら、やっぱり出てきた。
うわ~やだよ~こんなの自分に入ってたら。良かったカマキリに生まれなくて。

・・・ってことで今回は恐るべき生きもの、ハリガネムシをご紹介しました。
あれ?やっぱ地味?

え~ハウリンウルフ、これからもこんなカンジですすめてまいりますので・・・・
興味のある方だけでけっこうでございます。今後ともどうぞごひいきに。

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2009年10月17日

秋のマダイ釣り

マダイは秋が断然うまい。ならば今食いたい。ってことでマダイ釣りに行ってきた。



マダイ釣りは今まで何度もやってるが、この日は特別だった。
このサイズのマダイが入れ食い状態!2本針に2匹食ってくることもあるのだ!

エサは生きたウタセエビ。まさに「エビでタイを釣る」。
ちなみにマダイが赤いのはエビを食ってるからだ。エビの成分、アスタキサンチン
がマダイを美しい赤色に染める。あと深い海では赤い色は保護色にもなる。

このエサのいいところは、余っても持って帰って食える点。唐揚げにするとめっちゃ
うまい!タイはこんなうまいエサ食ってんだな。



で、釣果。いやもうびっくり。人生でこんなにタイ釣ったの初めてだわ。ど~だっ!



マダイ・アジ合わせて・・・77匹!すげ~!ご近所さんへのおすそ分けも含め、
すべておいしくいただきました。

刺身、タイ茶漬け、塩焼き、カブト煮、いろいろやったけど、最もオススメの食べ方
がこれっす。



タイとアジの炙りずし」!これ静岡で覚えた食べ方なんだけど、作り方は
極めて簡単。その名の通りすしをバーナーで炙るだけ。これだけのことでジュワッ
と油が出て香ばしくて、生より断然うまくなる。特に油がのったアジ、サンマなんか
がサイコー!ホタテなんかも炙ってすしにした方がうまいよ。

今いちばんハマってるもの・・・「炙り」。もう何でも炙っちゃうもん。平たいえびせん
なんかも醤油ぬって炙るとうまいし、マシュマロもちょっと炙るとかなりおいしい。
みなさんも是非一度!

ってことで、今回も豊かな海と、おいしい海の恵みに・・・・・ものすごく感謝!

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2009年10月15日

林正道in静岡

先日ツインメッセ静岡で、海洋生物者・林正道の、水中ロボットを使った
海の自然教室がおこなわれた。



もう子供たちに大人気。今やどこに行ってもすんごい人だかり。



で、今回新作が披露されたのだが、それがこの・・・



卵産むアカウミガメと子ガメのロボット。マジでリアルに地面をはって産卵する。
(卵はピンポン玉。ちなみに以前使っていたウミガメロボットは、高速道路を
移動中、クルマの屋根から落ち、後続車に踏まれて壊れた。)

しかしどうすか?この子ガメの可愛らしさ。ホント本物にしか見えないっしょ?
動きがまたチョーリアル。



アカウミガメだけじゃないよ。このシーラカンスだって・・・



す、すごい!これはとにかく生で見てほしい。ちなみに今度、フジの「ザ・ベスト
ハウス123」に出演するんだって。またまた彼の名が世に知れ渡ることだろう。

ただ喜んでばかりもいられない。彼の体調のことがますます心配だ。
この日も1ステージ終わるごとにフラフラになっていた。
でもそんな状態なのにこの日の夜は、2時過ぎまでいっしょに泡盛の牛乳割り
(これおいしくて悪酔いしないの。)をガバガバ飲んでいた。

で、また次の日ステージ。で、また倒れる
なんだかなぁ・・・。いろんな意味でスゴいおっさんである。誰もマネできない。

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2009年10月08日

名古屋に残る自然

この写真の場所、どこでしょう?



まるで東南アジアのジャングル、今にも横井庄一さんでも出てきそう
なトコだが実はここ、名古屋市守山区なのだ。

そしてこちらも・・・



名古屋市天白区、平針の里。森や池、湿地などがかろうじて残って
いる場所。この地方特有の食虫植物・トウカイコモウセンゴケなども
見られる。

この平針の里が数年前から揺れている。ここを残そうとする人たちと
売っ払ってマンションや学校にしようとする人たち。

どちらにも言い分はある。それに対し、部外者が口をはさむなと言う
人もいる。でもひとつだけ言っておきたい。それは、
「自然はすべての人々のかけがえのない共有財産である」という事だ。

特にもうほとんど消失してしまった都市部の自然ともなれば尚更だ。
宅地や商業地に変えてしまった自然は、2度と戻らない。

そしてこの名古屋市・平針の里の保存に関し、遠くからエールを送って
くれた人がいる。宮崎駿監督である



あらためて「ナウシカ」と「もののけ姫」を観てみた。
メッセージがより深く、心の奥底まで沁みた気がした。

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2009年10月02日

すごい食事会

先日、すごい食事会があった。まずはこの写真みてちょーだい。




おいしそうな料理の数々。でもこの食事会のタイトルは・・・・・・
外来種を食べる会」!!

そう。並んだ料理すべて外来種。実は以前ある講演会で、「外来種
は食って減らして成仏!実際ミドリガメも食いました!以外にうまか
ったっす!」なんて話をしたところ、興味を持ってくれたCOP10ネット
というみなさんが、何とホントにこんな会を実行しちゃったのだ。

ではキテレツ料理の数々をあらためて紹介しよう。



ミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)の煮つけ。いきなり。

俺は以前、鍋と唐揚げで食したが、煮つけもなかなかのモノ。
臭みなんて全くなし。そーだなぁ、やっぱ味はスッポンに似てるかな。



次、ロブスターじゃねーよ。茹でアメリカザリガニ

もうこんなんエビといっしょ。茹でても揚げてもザリガニはうまい。
ただアメザリは汚い水にいるからな。しばらくきれいな水につけといた
方がよいだろう。特定外来指定されてると生きたままの移動が禁止
だが、この生きものはOKだ。



次、アメナマ焼き。通称アメリカナマズことチャネルキャットフィッシュ。

これはマジでバカうまである。以前はフライにしたけど、どんな白身魚
のフライよりおいしいと言ってもいい。
事実、アメリカ北部のフィッシュバーガーの中身はこの魚だ。つうか
我々日本人も知らず知らずのうちに絶対この魚は食ってるはず。

安いファミレスの魚フライの魚種を気にしたことある?なんで回転寿司
のタイがあんなに安いか気にしたことある?

アメナマ、ナイルパーチ、ティラピア。何も知らずにそんな外来魚たちを
我々日本人は食わされてるだよ。でもいいじゃんうまいなら。



最後、ブラックバス。どうだこのおしゃれ感。完全にフレンチだ。

スカした女にこれ食わせて、食後にブラックバスだったことを明かしたい
衝動に駆られる。実際バスはうまい魚なのだ。ほとんどスズキに近い。

ただバサーや釣具業界や釣り番組が、「キャッチ&リリース=よいこと」
のように喧伝した結果、ほとんど食われることなく特定外来指定されて
全国で排除されていった。川の悪者、害魚として・・・。

俺が訴えたいのはまさにそこで、決して食って食い尽くせるなんて思って
やしない。ただ人間の都合で勝手に外国から連れてきた生きものたちを、
これまた人間の都合で悪者のレッテルを貼り駆除してゆく・・・。

あまりにも身勝手じゃないか。だからせめて、人間の責任の取り方の1つ
として、供養の1つとして、食って成仏させてやりたいのだ。
「うまかった!ごちそうさま!」の言葉をもって。

この食事会はそういう意味でもとても意義深いものだったと思う。主催した
みなさんに感謝。そして苦労して食材をゲットしてくれた、生きもの作家の
阿部夏丸さん、カメ博士の矢部さん、それを驚異的なおいしい料理に変身
させてくれた、名古屋の太閤本店の板長さんに心から感謝。

・・・ちなみにこの会、次回のテーマは、「昆虫を食べてみよう」だそうだ。

な、なんちゅう会だ!でも面白そう。俺も参加しよっと。

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