2010年04月30日

東谷山のムササビ

東谷山シリーズ最終回は「東谷山のムササビ」。



東谷山に登ると、あちこちにムササビの巣穴が見つかる。





これなんか最初はシジュウカラなど、野鳥用に作られた巣箱だった。
それをムササビが自分の体のサイズに合わせ、入り口をかじって広げた
様子がよくわかる。



ムササビの食痕。彼らは葉っぱを折りたたんで食べるので、アベマキの
葉をかじった跡はこういう形になる。

森に住み、樹木の洞をねぐらとし、若い葉や芽を好んで食べるムササビ。
しかし今、彼らの生活がこういった形で脅かされている。



ラップでグルグル巻きにされたアベマキの木。なぜこんな処置がとられて
いるかわかるだろうか?
ブナ科の樹木に入り込み枯死させてしまう虫、「カシノナガキクイムシ
が入ってしまった樹木に、殺虫剤を注入して閉じこめるためだ。



並んだ2本のコナラ。右は新緑が美しいが、左の木は完全に死んでいる。

今や名古屋近郊の森は大変なことになっている。このカシナガに60%以上
のコナラがやられ、壊滅的状況の森もあるのだ。



住みかとしても、食べものとしてもコナラやアベマキは、ムササビにとって
大切な存在だ。もちろんこれらの木には様々な生きものが集まるし、栄養豊か
な腐葉土も作る。水源の森にはかかせない構成要素だ。

そんな森が壊れてゆく・・・この危機的状況をなんとかするには、成虫になる
カシナガの数を減らし、伐採した木を片っ端から処理していくしかない。

チップロードにしたり、バイオマスの原料にするのもいいだろう。
ただ一番の問題は、この事実がほとんど知られていないという現状である。

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2010年04月27日

東谷山のリス

名古屋市守山区・東谷山シリーズ第2弾、リス編。

東谷山にはニホンリスが生息している。



守山リス研をはじめ、いろんな人たちがリスを保護してる。



ペットは当然持ち込み禁止。どんな病気持ってるかわかんないからね。



リスの巣。意外なほど高い所に作る。鳥の巣と違うのは、巣の上が
開けておらず、葉や枝で覆われていること。これはカラスやタカ類など、
頭上の敵からヒナを守るためだ。



これも意外だったのだが、リスは骨をかじる。カルシウムを補うためらしい。



松ぼっくりの中の実をリスが食べるとこうなる。いわゆる「リスのエビフライ」
なんだが、東谷山のアカマツは松枯れでかなりやられてしまった。そのため
リス研のみなさんは、オニグルミを植樹している。



で、これがリスが食べたオニグルミの食痕なんだが、右と左、何が違うか
っつうと、右が大人のリスが食べたあと。左がまだ若いリスが食べたあと。

ヘタなの。若いヤツは食べ方が。・・・なんかホント愛らしいのう、ニホンリス。

ちなみにニホンリスはネズミ目リス科の日本固有種。
エド・ハリスはアポロ13やザ・ロックに出てた俺の好きな俳優。
ジャック・モリスは暴投の多かった元メジャーリーグの投手。

そう言えば・・・
超B級アクションスター、地獄のヒーロー、チャック・ノリスはどこ行った?

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2010年04月24日

東谷山のカモシカ

最近、名古屋の新聞を賑わせている「東谷山(とうごくさん)
ニホンカモシカ」。

ホントにおるんかいっ!?てことで、守山リス研究会の北山さん
の案内のもと、東谷山に行ってきた。



これが、リス研がカモシカの撮影に成功したカメラセットだ。
かなりのスグレモノで、動物の体温を感知すると、自動的に
シャッターがおりる仕組みになっておる。

さらにこんな物も発見!



ニホンカモシカのふんである。そっか、カモシカはタヌキみたいに
「ためふん」するんだ!しかしふんがあったってことは、確実に
カモシカが生息してるって証拠だ。そして何よりも、東谷山の自然
は豊かだってことだ。大事にせんとね。

名古屋市内に野生のカモシカが生息。こりゃちょっとスゴイことだぞ。
よし今度は是非とも、実物を見つけてやるぜい!

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2010年04月22日

またまたヘンな生きもの

今までハウリンウルフで紹介してきた、数々のヘンな生きものたち。



カブトエビ。大昔から姿形を変えずに現在も生き続ける、田んぼの生きもの。
乾燥には強いが、水質汚濁や農薬には極めて弱い、健全な田んぼのバロ
メーターともなる生きものだ。



ザトウムシ。クモそっくりだがクモではない。長い前足を、まるで杖をつく
ように使い歩く姿が、「座頭市」に似てるってんでこんな名前がついた。



シャチホコガの幼虫。頭が下でお尻が上。このエビぞった姿はまるで、
ウルトラマンに出てきた「ツインテール」そっくりである。

そしてこの度、浜名湖の海岸付近で、こんなヘンなヤツに出会うことができた。



ワレカラ。エビと同じく甲殻類で、海草などによくくっついている。
この日は浜辺近くのアマモについてた。

ただ、海草に擬態してるので、くっついててもつい見過ごしてしまう。
だから我々も、実は知らず知らずのうちにコイツを食っちゃってるらしい。
昔から、「ワレカラ食わぬ上人なし」なんて言葉もあるくらいだ。

この姿、何に似てるかっつうと・・・そうだなぁカマキリ?それともナナフシ?
まあとにかく、興味シンシンな形の海の生きものである。

海へ遊びに行った際には是非、コイツを探してみよう。結構見つかるから。

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2010年04月18日

生きものたちの戦い

自然界は弱肉強食。毎日が戦いの日々である。



ジョロウグモが自分よりデカいクダマキモドキっつう
昆虫を捕食しておった。合掌。



一方こちらは海の中。瀕死のアメフラシが紫の汁を
出してる。刺激されたり、敵から逃れる際に彼らは
この汁を出すのだが・・・



遅かった。あっと言う間にイボニシやウミニナの群れに囲ま
れてしまった。このあとコイツは跡形もなく食われてしまう
んだろう。自然界はきびしいぜよ。

そしてついでにもう一枚。



戦う男、K-1・4タイムスチャンピオン、ミスターパーフェクト、
アーネスト・ホースト氏と飯を食った。

ホースト氏はめっちゃストイック。そしてめっちゃジェントルマン、
めっちゃ人格者である。感動するほどに!

あ~懐かしいなぁ・・・K-1がいちばん面白かったころが・・・。

アンディーフグ、サムグレコ、ブランコシカティック、スタンザマン。
マイクベルナルド、フランシスコフィリオにシリルアビディー。
マークハント、マイティーモーに佐竹雅昭。

ジェラルドゴルドー怖かったな。相手の目、つぶしたもんな。
俺は打たれても打たれても前に出てく、レイセフォーが好きだった。

あとバタービーン。今ごろ何してんだろな。さらに太ってんだろーな。

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2010年04月16日

サヨリ釣り

今が旬。春の魚、サヨリを釣ったぞ。しかも結構なサイズ!



サンマと同じダツ目なので、見た目はサンマそっくりだ。
違うのは口の部分。



下あごが異常に突き出た形をしとる。生活しづらかろうに。
なぜこんな形なのかははっきりわかってないらしいが、きっと
彼らはこの方が、水面に浮いてるエサを食いやすいんだろうな。



さあさっそく旬の魚をいただこう。背開きにして天ぷらだっ!
それも1匹まるごと!なんて贅沢なんだ。

そもそもサヨリは美しい魚だが、開いてもキメが細かくて綺麗。
だから、「サヨリのような女性」ってたとえがある。

ただし、これを真に受けてはダメ。サヨリは腹のまわりが真っ黒
なので、「サヨリのような女性」とはつまり、
「綺麗だけど腹黒い」って意味なのだ。



味は淡白。クセがないので誰でも食べやすい。ちなみに今回は
ヨモギ、ノビル、ノカンゾウ、ちょっと遅めのツクシなんかの
天ぷらといっしょに、おいしくいただいた。

・・・思い出した。25の時遊んでた美容部員のおねーちゃん、
今頃何してるんだろう。元気かな?・・・名前は「サユリ」。

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2010年04月14日

カラスのお花見

花見のシーズンもそろそろ終わるころ、
うちの子が通う小学校の校庭でこんなものを発見。



サクラの木に作られたカラスの巣である。



お~おるおる。カラスがおるぞ。ヤツらもこの季節は花見と洒落こんで
おるのだろうか。つうかめっちゃ特等席じゃん!

しかし巣材をよ~く見てみると、プラスチックやらビニールやら、特に
洗濯用ハンガーを、かなりたくさん使ってることがよ~くわかる。

そういやぁソメイヨシノだって植樹した木だ。はたしてこれを「自然の光景」
と呼んでいいものだろうか?

ついでにもうひとつ、身近な生きものの話題を。



我が家の庭に現れたアゲハチョウ。(撮影・嫁。)えっ?もうアゲハチョウ?

確かにアゲハって夏のイメージがあるが、実は秋に産卵されたものは、この
時期に羽化して成虫となる。まだまだ寒い日だってあるのに、春アゲハは
ひらひらと飛び回り、恋の相手を探すのだ。・・・がんばれアゲハ!

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2010年04月10日

壊れゆく森

時代はどこに向かおうとしているのか。

2005年に愛知万博が開催され、今年10月にはCOP10(生物多様性
条約第10回締約国会議)を控え、環境保全や生物保護にまっしぐらな
はずの名古屋市の、そのすぐお隣の日進市で、大規模な開発計画がある。



場所は天白川などの水源の森、日進市・東部丘陵地域。
ここで陶器の原料となる陶土や、ガラスの原料となるけい砂の採掘をする
計画だ。開発申請はずいぶん前からされているが、市としては反対の姿勢
をとり続けてきた。
だが県や国はわからない。COP10終了後、あっという間に動く可能性がある。


(秋にはシラタマホシクサが咲き誇る湿地帯。だがすぐその後ろでは工事が)

採掘の面積は実に78ha。広大な森が消えることになる。そして最も問題なのが
巨大な穴を掘ったその後始末である。瀬戸市の場合、ほとんどと言っていいほど
その穴は、「産業廃棄物」で埋め戻されてきた。
悪名高き「フェロシルト」もその一例である。

現在はまだ森林法により保安林に指定はされている。けれどもやっかいなのが
「鉱業法」である。鉱業法とは戦後の復興のために作られた産業優先の法律。
明らかに環境配慮型の現代にはそぐわない、時代の遺物のようなものなのだ。

この森を守るためには、何が何でも「保安林解除」を避けることが重要である。




立ち入り禁止のこの場所は、湧水が流れる湿地帯。写真のモウセンゴケや
サギソウなどの湿地性植物に富み、ヒメタイコウチも生息する大変貴重な所だ。

もしここが切り崩され、何10mも掘られることになったらいったいどうなるか。
生物多様性は損なわれ、また森の防災機能も著しく低下することは間違いない。

そしてもし、そこに産廃が埋められたら・・・危険な水は下流部に向かい流れて
ゆく。この森の開発は、ここだけの問題ではないのだ。



大量生産、大量廃棄の時代が生んだ開発計画。切り崩されるかもしれない日進の
森は今、我々に何かを問いかけているはずである。

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2010年04月07日

鹿の〇〇

これが何かわかるかな?

今までたいがいのモンは食ってきた俺でも、わからんかった。
答えを聞いてびっくり。もちろん初めて食べたわけだが・・・

めっちゃうまかったぞ!舌にのせただけでとろけるのだ。
味は・・・う~ん・・・白子が近いかな?



ところで昨今、全国で鹿による被害がエライことになっておる。
鹿は草系のものなら何でも食べる。笹、樹の皮、冬芽、稚樹。

おかげで鹿の多い地域は山が育たない。木が育たないから
大規模な土砂崩れを引き起こすこともある。

それに加えて、鹿を撃つハンターさんがどんどん減っている。
天敵も山にはいない。温暖化で子鹿の致死率も低下している。

結果・・・鹿の数は増え放題だ。

猟師不足ってのは「環境問題」に直結しているのである

実は以前、国の方針で鹿を保護していた時期があった。
撃ってもいいが1人1頭。しかもメスはNG。
この保護政策の結果、鹿の数は今や取り返しのつかん所まで
来てしまったのだ。

こりゃいかん。少しでも食って減らさにゃ!!

みなさんも是非、鹿を食べましょう。鹿肉は驚くほど臭みがなく、
刺身でも焼きでも何でもうまい。ただ流通システムを整えること
が先決だけどね。

・・・てことでこの写真、正解は・・・鹿の脳味噌、でした。

PS・BGMはストーンズの「山羊の頭のスープ」でキマリ!

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2010年04月05日

別れは突然に

昨日拾ったカメの飼い主がさっそく見つかった。
別れは突然、やってきた。

近所のうどん屋の坊主が飼ってたカメらしく、うちの子が通う
野球教室で、「昨日パパがカメ拾った。」って話してるのを聞
いて、「あ、それうちの大吉だ!」ってことになったらしい。

残念だ。飼う気マンマンでホームセンターでエサも買ってきた
のに。つうか「大吉」って名前だったんだ・・・メスなのに。

ちなみに淡水カメのオス・メスの見分け方は肛門を見る。
肛門が甲羅より内側にあればメス、外側ならオスである。

あとオスは腹の部分がビミョーに凹んでいる。これは交尾の際、
メスの丸い甲羅に乗っかった時にジャストフィットするように
できているためだ。

しかし短いつき合いだった。たった1日。
ただ、さすがカメである。竜宮城にこそ連れて行ってはもらえん
かったが、お礼に「うどんのだし」をもらったのだった。



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2010年04月03日

拾い亀

今朝、出勤のため車を運転しとったら、カメを見つけた。



道端を普通に歩いとったのだ。クサガメが。マジで。

そのままだと車に轢かれてしまうので、すぐに車に乗せ保護した。

推定年齢4歳、メスのこのカメはどうやら家出をしたようだ。
飼い主との折り合いが悪かったのか、それとも自由を求めたのか・・。

いいぞカメ!水槽の中に自由なんて在りはしない!エサをくれるだけ
の人間にシッポ、いや亀頭をふる必要なんてないのさ!いざ脱藩ぜよ!

で、お前はこれからどうするんだい?盗んだバイクで走り出すのか?
ピンボールのハイスコアでも競い合うのか?

だがな・・・カメ。残念ながらお前が自由気ままに生きていけるほど、
都会は甘くはないんだ・・・。

で、結局俺が飼うことにした

・・・カメよ、命を救ってやったんだ。いつか恩返しせい。

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