2010年09月30日
畏敬
畏敬=崇高、偉大なものをかしこまり、敬うこと。

昔、人々は自然に対し、畏敬の念を抱いていた。
今、人々はその自然さえもコントロールしようとしている。
文明やテクノロジーの力で。
今年10月に名古屋で開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)。
その条約の2項目目にあるのが、
「生物資源を持続可能な方法で利用すること」。
3項目目が、
「遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分すること」。
生物ではなく、なんとも人間本位な条約を、各国がエゴをむき出しにして議論する。
そして・・・「生物多様性オフセット」、「代償ミティゲーション」。
聞き慣れない言葉かも知れんが、開発を最大限回避はするが、それが無理な場合は
開発を最小化し、それでもダメな場合は、開発によって失われる生物多様性空間を
他の場所に確保すること・・・を言う。
つまりわかりやすく言えば、「命のプラマイ・ゼロ」ということである。
アメリカやドイツではかなり浸透したシステムだが、やっぱり最終的には開発ありき
の考え方であり、カーボン・オフセットと同じ考えと言っていい。こっちは命なのに。
どれもこれも、「人間主体」の思考である。
自然保護を考える際、もちろん人間が主観的になるのは当然、間違ってない。
人と虫が共に危機に瀕している時に、先に虫を助けるヤツは誰もいないだろう。
けれども、その虫がいなければ、人間も生きていけないのだ。

巨岩に巻きついた樹木の根。すごい。自然はやっぱりすごくて恐ろしい。
・・・これぞ畏敬の念。
鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/

昔、人々は自然に対し、畏敬の念を抱いていた。
今、人々はその自然さえもコントロールしようとしている。
文明やテクノロジーの力で。
今年10月に名古屋で開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)。
その条約の2項目目にあるのが、
「生物資源を持続可能な方法で利用すること」。
3項目目が、
「遺伝資源の利用から生ずる利益を公正かつ衡平に配分すること」。
生物ではなく、なんとも人間本位な条約を、各国がエゴをむき出しにして議論する。
そして・・・「生物多様性オフセット」、「代償ミティゲーション」。
聞き慣れない言葉かも知れんが、開発を最大限回避はするが、それが無理な場合は
開発を最小化し、それでもダメな場合は、開発によって失われる生物多様性空間を
他の場所に確保すること・・・を言う。
つまりわかりやすく言えば、「命のプラマイ・ゼロ」ということである。
アメリカやドイツではかなり浸透したシステムだが、やっぱり最終的には開発ありき
の考え方であり、カーボン・オフセットと同じ考えと言っていい。こっちは命なのに。
どれもこれも、「人間主体」の思考である。
自然保護を考える際、もちろん人間が主観的になるのは当然、間違ってない。
人と虫が共に危機に瀕している時に、先に虫を助けるヤツは誰もいないだろう。
けれども、その虫がいなければ、人間も生きていけないのだ。

巨岩に巻きついた樹木の根。すごい。自然はやっぱりすごくて恐ろしい。
・・・これぞ畏敬の念。
鉄崎幹人公式HP http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/


