2008年04月07日

それぞれの貝

今、貝が旬である。

この時期は産卵を控え身もプリプリだし、干潮の時間が昼間ということもあって
潮干狩りにはもってこいの季節なわけだ。

そこで先日、愛知・三河湾の梶島というところでアサリを獲ってみた。

ひいき目無しでここのアサリは日本一といっても過言ではない。
でもって、梶島アサリを使ってダッチオーブンで、「海鮮パエリア」を作ってみた。

どうっすか?もうこれがカンベンして!ってくらいにうまかった!
身近な自然でおいしいものが獲れるって、とても幸せなことなのだ。

さてもうひとつ、今度は名古屋市を流れる一級河川、庄内川河口に広がる
「藤前干潟」でシジミを獲ってみた。
藤前干潟はラムサール条約の登録湿地にも指定され、世界的にも渡り鳥の
飛来地としてとても有名かつ大切な場所である。そんな場所のシジミだけに・・・・

う~んこちらもでかくて身がギッシリ。かなりうまそうなヤマトシジミだ。
では今回はシンプルにお味噌汁で・・・・いただきま~す!!

では問題です。
庄内川河口のこのシジミは、はたしてどんな味がしたでしょうか?

・・・・・・・・答えは・・・・・・洗剤の味である。

もしくはヘドロの味?もしくはドブの味?もう何でもいいや。
とにかくとてもじゃないがまずくて食えない。っていうか食ったらヤバイ味なのだ。

ごめんなシジミ・・・。ホントはおいしいはずなのにな・・・・・。

島のアサリと河口のシジミ。それぞれの貝。なぜ一方はおいしく、一方はまずい?
なぜ、洗剤の味がする?それは、どこから出たもの?

そしていつの日か、本当にうまい藤前のシジミが食いたいなら、
・・・・・我々はどういう努力をすればいい?

台所と海はつながっている。我々の生活と自然はつながっている。
いやそうじゃない。自然の中に、我々人間の暮らしがあるのだ。

それを味噌汁の中のシジミが教えてくれている。

           PS・三河湾を汚すものの60パーセントが、「生活排水」。


鉄崎幹人公式HP・http://www5.ocn.ne.jp/~tetsu/




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この記事へのコメント
この日記を読んで「ごめんなさい」としか言えませんでした。

台所では海は見えないから、つい「これくらい」とか「私だけなら」って思ってしまいがち。でも、台所は海の入り口なんですよね…。

ただ、家庭でもできることに限りがあります。ダンナともよく話すのですが、消費者に全てを押し付ける国の考え・企業理念をやめてもらえないかと。

その辺、素人なので、わかってないくせにって絶対言われるけど、ゴミになるものや、環境汚染するものを大量に作って、それを買わなければ生活がしにくいような環境を作っておいて、消費者はゴミを減らせだとか、有料化するぞって、どういうこと?

中性洗剤も、環境に優しいものを使おうと思うと、すっごく高くて、それでなくても減給される一方の給料ではやっていけません。どうしても、安くて環境汚染する洗剤を使うしかない…。

でも、たとえば新聞紙でまず油を吸い取ってから、洗剤を減らして使うとか、努力はしています。できることはやります。



主婦のひとりとして、やった上で文句が言いたい。

この国は狂っている!
Posted by タルボの妻 at 2008年04月07日 17:36
おいしそうなパエリアですね(^○^)
「洗剤の味」にはショックを受けました。普段私達が流している水が川を汚してしまっているんですね。少しでも排水を減らすための努力をしていかなければと反省しました。
Posted by ポポロ at 2008年04月07日 23:38
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