2012年02月23日
春の気配
今回は「春の気配」を感じに、瀬戸市・海上の森に行ってきた。

2月の大正池はまったく水がない。でも逆にそれが、何とも言えない枯れた
美しさを感じさせてくれるのだ。この池は季節によってまるっきり表情が違う
のが面白い。

オオカマキリの卵。この中にいる何百匹というチビカマキリ達が、春の訪れを
今か今かと待ってることだろう。

ヤママユ(ガ)の空繭。天蚕糸(てんさんし)と呼ばれる、この繭からとれる
絹糸はチョー高級品。

最近映画のタイトルにもなったので、この名前を聞いたことある人もいるだろう。
ヒミズ。小型のモグラの仲間で、土の中で生活してて「陽を見ない」からヒミズ。
けど残念ながら死んでた。寒さのせいか、それとも何かに襲われたか。いずれに
してもコイツは一回土の外に出てしまうと死んでしまうケースが多い。
・・・かわいそうに。もうちょっとで暖かい春なのに・・・。

この写真見るだけでくしゃみが出そうな人いるかも。ちなみに俺がそうですが・・。

冬に見られる、ノイバラの実。この実のこと調べてると、「食える」って書いて
あったり、「毒がある」って書いてあったり・・・どっちなんだ??
ちなみに俺は食べました。何となく甘いんだけど、決してうまくはない。・・結論。
・・・じゃあ食わない方がいいね。

冬の花、ハンノキ。こんな地味でヘンな形だけど、これでも立派な花なのだ。

そしてもういっちょ・・・スズカカンアオイ。

これが花だ。冬の寒い時期に、本当にひっそりと咲く。しかも地べたギリギリの
所に。気づかなければ簡単に踏みつけてしまうだろう。きっと日本一地味な花だ。

花びらに見える部分は、実はがくである。そう考えるとさらに地味度が増してくる。
ちなみにこの植物の種子散布をしてくれる生きものが・・・アリ。(また地味ねぇ。)
だからチョウやハチなんかの種子散布と違って、子孫を遠くに運べない。一説に
よると、1m四方拡がるのに100年かかるらしい。
・・・そんな地味な植物ではあるが、この植物がないと生きていけない生物がいる。
ギフチョウだ。この地方のギフチョウの幼虫は、カンアオイの葉しか食べない。
つまり、スズカカンアオイがなくなれば、ギフチョウもいなくなってしまう。
ちなみに現在、新音楽棟の建設をしている愛知県立芸術大学の工事現場には、
このスズカカンアオイの群落がある。いや・・・あった。それをごっそり掘り返し、
どこかへ移植するという、とんでもない暴挙がなされた。
http://mikihito.hamazo.tv/e3460238.html
ギフチョウは生息数が激減しているチョウである。その原因は里山の放棄や開発、
プラス採集圧、これに尽きる。明るく開けた森が好きなギフチョウは、暗い放置林
では住めない。さらに幼虫の食草であるカンアオイがなくなってしまっては、計り
知れないダメージを受けることになってしまう。

(コバノミツバツツジの蜜を吸うギフチョウ)
春は近い。寒い季節が過ぎ去り春が訪れれば、こんなにも美しい「春の女神」
が、ひらりひらりと里山に舞う姿が見られるのだ。
ただし、人がそこに生きる命を愛し、尊重し、配慮していれば・・・の話である。

2月の大正池はまったく水がない。でも逆にそれが、何とも言えない枯れた
美しさを感じさせてくれるのだ。この池は季節によってまるっきり表情が違う
のが面白い。

オオカマキリの卵。この中にいる何百匹というチビカマキリ達が、春の訪れを
今か今かと待ってることだろう。

ヤママユ(ガ)の空繭。天蚕糸(てんさんし)と呼ばれる、この繭からとれる
絹糸はチョー高級品。

最近映画のタイトルにもなったので、この名前を聞いたことある人もいるだろう。
ヒミズ。小型のモグラの仲間で、土の中で生活してて「陽を見ない」からヒミズ。
けど残念ながら死んでた。寒さのせいか、それとも何かに襲われたか。いずれに
してもコイツは一回土の外に出てしまうと死んでしまうケースが多い。
・・・かわいそうに。もうちょっとで暖かい春なのに・・・。

この写真見るだけでくしゃみが出そうな人いるかも。ちなみに俺がそうですが・・。

冬に見られる、ノイバラの実。この実のこと調べてると、「食える」って書いて
あったり、「毒がある」って書いてあったり・・・どっちなんだ??
ちなみに俺は食べました。何となく甘いんだけど、決してうまくはない。・・結論。
・・・じゃあ食わない方がいいね。

冬の花、ハンノキ。こんな地味でヘンな形だけど、これでも立派な花なのだ。

そしてもういっちょ・・・スズカカンアオイ。

これが花だ。冬の寒い時期に、本当にひっそりと咲く。しかも地べたギリギリの
所に。気づかなければ簡単に踏みつけてしまうだろう。きっと日本一地味な花だ。

花びらに見える部分は、実はがくである。そう考えるとさらに地味度が増してくる。
ちなみにこの植物の種子散布をしてくれる生きものが・・・アリ。(また地味ねぇ。)
だからチョウやハチなんかの種子散布と違って、子孫を遠くに運べない。一説に
よると、1m四方拡がるのに100年かかるらしい。
・・・そんな地味な植物ではあるが、この植物がないと生きていけない生物がいる。
ギフチョウだ。この地方のギフチョウの幼虫は、カンアオイの葉しか食べない。
つまり、スズカカンアオイがなくなれば、ギフチョウもいなくなってしまう。
ちなみに現在、新音楽棟の建設をしている愛知県立芸術大学の工事現場には、
このスズカカンアオイの群落がある。いや・・・あった。それをごっそり掘り返し、
どこかへ移植するという、とんでもない暴挙がなされた。
http://mikihito.hamazo.tv/e3460238.html
ギフチョウは生息数が激減しているチョウである。その原因は里山の放棄や開発、
プラス採集圧、これに尽きる。明るく開けた森が好きなギフチョウは、暗い放置林
では住めない。さらに幼虫の食草であるカンアオイがなくなってしまっては、計り
知れないダメージを受けることになってしまう。

(コバノミツバツツジの蜜を吸うギフチョウ)
春は近い。寒い季節が過ぎ去り春が訪れれば、こんなにも美しい「春の女神」
が、ひらりひらりと里山に舞う姿が見られるのだ。
ただし、人がそこに生きる命を愛し、尊重し、配慮していれば・・・の話である。
Posted by mikihito at 00:16│Comments(0)│TrackBack(0)
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